2020年6月10日水曜日

歯周病レーザー治療のその後

ウケデンタルオフィス品川大井町の中野です。


今回は歯周病レーザー治療が終わった後についてお話ししたいと思います。

プラークや歯石のみが原因で歯周病になってしまう方は、全体の約2割といわれています。
つまり残りの8割の方は、それ以外にも原因があり、歯周病になってしまいます。

歯周病治療が一通り終わり、口腔内をチェックさせていただくと
むし歯や根尖病変、不適合なかぶせ物等があり、治療が必要になってくるパターンが多いです。


治療において『悪くなっているところは治す』というのは大原則ですが
私は『不自由なく食事がとれるようになること』『治療した箇所の予後が良いこと』をゴールにして治療のご提案をしています。


例えば…

咬むと痛いところがあると、お食事も楽しくできません。
治療した歯がすぐダメになってしまうようであれば、ずっと歯科医院で治療を繰り返すことになります。


問題のある歯を治療するのには時間がかかりますが、
治療終了後は、歯科医院は治療をする場ではなく、3か月に1回の定期メンテナンスで来院する場になって欲しいと考えています。


歯を一本治すのにもさまざまな選択肢があります。

ぜひ一度ご相談いただければと思います。