2017年8月2日水曜日

もっと危機感を持ってほしい、歯周病のこと

ウケデンタルオフィス大井町の中野です。


レーザー治療の前にはレントゲン検査と歯周ポケット検査を行い、現状を把握していきます。

ポケット検査の際、『歯周ポケット』と呼ばれる歯と歯肉の溝に『プローブ』と呼ばれる器具を挿入するのですが、
歯周病に罹患している歯肉からは、歯周ポケットから血や膿(うみ)が出ることが多くみられます。




歯肉から膿が出ている…ピンとこないかもしれませんが、

例えば腕に傷を作ってしまい、その傷がいつまでたっても治らないばかりか、腫れていたり膿や血がじゃぶじゃぶと出ていたらどうされますか?

決して放置することなく、病院にて治療を受けようとするはずです。

同じことがお口の中でも起こっています。

原因は、歯にこびりついている歯石や歯垢、歯周病菌や内毒素、咬み合わせなどが挙げられます。

このような状況ではブラッシングなどのセルフケアでは治すことが出来ず、実際に歯科医院での治療が必要となります。


歯周病はとても怖い病気です。


自覚症状がほとんど無く、どんどんと進行し、気付いた時には手遅れで抜歯宣告された、というお話はよく伺います。

お口に中がネバネバする、口臭が気になってきた、などは歯肉から膿が出ているサインかもしれません。

ささいな変化でも見逃さず、ぜひ歯科医院を受診されることをおすすめします。